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2007/05/24 (木) 21:12

インドの病院~総合病院編 Vol. II

前回は私の眼科受診について書き、インドの総合病院もまあ、そんなに不安はないかな(失礼かな?)と言う感想を持ったのですが、次の受診がすぐに待ち受けていようとは思いませんでした・・・。

怪我や病気って、なってみるとふとしたきっかけで、いつなってもおかしくないものなんだな、と今改めて思っています。

今回は子供の「怪我」。
我が家の子供は女の子の上に、どちらかというと(と言うより「全然」)、アクティブなタイプではない為か「生傷が絶えない」子でないばかりか、これまで殆ど怪我らしい怪我をせずに来ました。
包帯巻くような唯一の怪我は1歳になる前にダイニング・チェアから転落しての腕の剥離骨折。(充分大怪我?お医者さんにはそんな所から落ちただけで大怪我するわけないし、「若い心配性の」母親がわざわざ救急病院連れてきちゃった、と思われ失笑を買っていました・・・。結局骨折していたのですが・・・。日本の病院での出来事です。)

この先怪我(「流血沙汰」・・・)の話題の苦手な方はお避け下さい。

今回は出掛けにとトイレに行って出てくるときにドアに指を挟み、何と中指の爪が飛んでしまったのです・・・。

部屋から続いたバス・ルームからいつもと変わらず話しながら出てきたと思ったのですが、
「指挟んじゃった・・・」と。
そのときは痛みをまだ感じていなかったらしく、普通の声だったので、私も
「もう・・・気をつけないと・・・」と言いかけたところ
か細い声で「爪はがれちゃったみたい・・・」と。
その時点でもまだ爪が少し浮いたか先がはがれた程度と思い、
「見せて」というと、「イヤ。」と更にか細い声・・・。
「血が出てるの!?ちょっと見せて!」と駆け寄るとうす暗がりから現れた子供の指先は既に血だらけ・・・。

慌ててタオルで巻いて押さえさせ、更に手を心臓より高くさせて椅子に座らせました。タオルの間に保冷剤をいれながら、ドライバーに電話。
幸い家の外にいた(昼休みのちょうど終わりごろ)ので、すぐに総合病院の外科に行きたいことを伝え、着替えの途中だった子供に服を着せて病院に向かいました・・・。

と言っても最初どこの病院に行ったらよいか分からず、最寄りは「デリーの原宿」横の病院だとドライバーはそこに向かおうとしています。
行く予定だったお稽古で一緒の方に欠席の連絡をお願いしがてら病院の事を聞き、やっぱり日本人の間で定評のあるMAXにしよう、と行き先を変更。
目的地が遠くなったので、ドライバーは私以上に慌てて普段よりもクラクションをより鳴らし、スピードを上げて一路病院へ。
お蔭で結構早く着きました。 ちょっと怖かったけど。

Max

前回私がかかったApolloよりも数段きれいで近代的な建物。
中もとっても清潔な印象。

インドの病院では具合がかなり悪くても最初に登録&受付をして、支払いを済ませないと診察してもらえない、と日ごろから耳にしていた(事実前回の眼科もそうでした)ので、1つしか開いていなかったRegistrationの人に、「子供が怪我をしているので、(登録の)担当の人をもう一人呼んで」くれるようにお願いすると、「そのままナースステーションへ通って」との返事。
何だ、急患ならちゃんと先に見てくれるんじゃない・・・と拍子抜けするやら、ほっとするやら。
(画像は診察後のものです。)

Max3

看護婦さんがちゃんと使い捨ての手袋をして、手際良く、しかも優しく話しかけながら、洗浄→消毒してくれました。
その後すぐにドクターの診察。
看護婦さん達は薄いグリーンのユニフォームなのですが、先生(またしても女医さん)はなんとサリー姿で、およそお医者さんっぽくない。
クスリ(軟膏)+ガーゼ+包帯で、飲み薬(痛み止め、細菌感染止め、ビタミン剤)が処方され、自分で包帯を替えないこと、ゼッタイに濡らさないこと、との注意がありました。
インドの包帯は「網」のように目が粗く、勿論伸縮性は全く無いものなので、巻いた先からぐずぐずと崩れてきて、とてもお粗末なものです。
自分で巻き直していい場合は家で日本製の包帯を巻けばよいのですが、病院でのみ巻き直しの場合は、包帯持参の方がいいのかな・・・。
ただ、インドの看護婦さんは伸縮性包帯を巻いた事が無いと思うので、力加減がわからないのでは、と思います。
普通の包帯の方がいいかも。

診察料 400ルピー、 処置料(包帯)150ルピーでした。
これは処置の後すぐに支払いに行き、その後ドクターの部屋で説明(クスリの飲み方や、次の診察、包帯の取替え)を受けました。

Max2

クスリはロビーにある薬局にドクターの書いた処方箋を提示。
指定のクスリが無いので同じ成分のクスリを出してよいか、と薬剤師さんに聞かれました。
ドクターに問い合わせてくれませんか?と頼むと、すぐに電話をしてくれて、とってもスピーディで気持が良いのでした。
日本と変わらないじゃない、この感じ。
この日は何かの為に、と普段は私達の用事にゼッタイに付いて来ないドライバーが「一緒に行きましょうか?」と申し出てくれ、ロビーに来てくれていたのですが、その手を借りることなくすみました。
病院によってはドクターはともかく、看護婦さんが英語を話さないことがあるらしく、その場合はやはり、誰かの助けが必要と思われます。(私のように、ヒンディー語が話せない場合は。)

Max4

外には病院の救急車。
政府の救急車を呼んでしまうと政府系の病院に搬送されることになり、そこはおよそ外国人がかかる近代的な病院とは程遠いと聞いています。
呼ぶときは病院の24時間ホットラインに電話をしてこれを呼ぶのが正解とのこと。

Max5

病院の玄関外には出生前の性別診断お断りのお知らせが。
産むのは必ず男の子、という風潮の強いインド、女の子はいらないと言う考え方の為、中絶したり、地方の村では生まれた女の子を抹殺してしまい、結果男女数のバランスが著しく崩れた所まであるのだそうです!

さて、我が家の子供の怪我、その日は受診後も出血が止まらず、包帯に血が滲んできました。
あまりにすごいので、包帯を替えたい旨ドクターに電話(携帯番号を教えてくれたので。最近のドクターは大変ですよね・・・。いつ患者から電話があるか分からず、オンとオフの区別がないのでは、と心配しつつ電話しちゃいました。)。
傷が早くくっつく(爪が取れた下が実はぱっくり口を開けていた・・・。どんなに強く挟んだんだろう・・・?)為には数日外さないほうがいいのだけど、とのことでしたが、どうしてもと言うならと、月曜の登校前に替えに行きました。
学校に行ったら皆が引きそうなくらい包帯に血のしみがあったんですもの・・・。(確かにたまに街でひえっと思うくらい血の滲んだ包帯を巻いた人を見かけます。)
2日ぶりにあけてみるとまだ傷口がぱっくりあいて、また出血しているし、でそれを目の当たりにして、本当にちゃんと治るの?傷が塞がらず、指の先が取れちゃう(コワい)事などにならないの?と恐ろしく思ったら、情けない事に急に気分が悪くなってしまいました。
看護婦さんに「どうしました?」と言われ
「気分が悪くて・・・」と言うとすぐに
「横になりますか?」と部屋(処置室)を提供してくれたのも日本みたい、イヤ日本より迅速で、あり難かった・・・
患者本人の子供にまで「ママどうしたの?大丈夫?」と心配され、面目ないことこの上ないのでした・・・。
そして子供は横になる私のベッドの足元で読書して待ってました・・・。どっちが患者かわからん・・・。

その後は何とか濡らさないように数日過ごし、今日ドクターの診察でした。
傷はどうにか塞がりかけ、痛み止めは今日でストップ、他のクスリも土曜まで、月曜にガーゼを替え、木曜にドクターの診察です。
久し振りに見た傷が塞がりかけていたこと、包帯はもう必要なく、絆創膏になったことで子供本人はすごく安心して、疲れがどっと出たようです。
ただ、爪が完全に剥がれてしまったことから、爪が生えて完治するには2ヶ月ほどかかる、とのこと・・・。
先は長い・・・。

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この記事に対するコメント

ご無沙汰しています

母子共々大変でしたね…
どうかお大事になさってください。
早く爪が再生することをお祈りしています☆

サワディ~カ~

子供の怪我は慌てますね、
私も病院行き数度、血だらけ経験済み、
もぉ、手ぇ、離れましたけどね、
大事にしてあげてください。もぉないことを祈ります。

話は変わるけど、やっぱり救急車の前に「ANBULANCE」って反対字で書かれているんだ・・・
タイもですが、日本はどうだったんだろうか? 憶えていない。

お大事に

娘さん、大変でしたね。
どうぞ早く良くなりますように。

私も先週こちらで流行っているウィルスにやられて夜に急患で医者の往診をお願いしました。注射代込みで1000ルピーちょっとで、さすがインド、リーズナブルだと感心してしまいました。

その後クリニックに血液検査に行き、看護婦が英語が通じないのでびっくりしてしまいました^^;。

コメントありがとうございます。

v-22macheri  さま

ご心配ありがとうございます。
お蔭様で傷は随分くっつき、手を濡らせない状態からは脱しました・・・。ホッ。それまでは頭が洗えないので、シャワーも介助が必要でした・・・。


v-22takoome  さま

やっぱりありましたか~「流血事件」・・・。
子供は回復が早いのか、快方に向かっています。

救急車の鏡文字はなんでなんでしょうね?
日本のはあまり昔と変わっていないんじゃなかったでしょうか?フロントガラスに英語の表記は無かったかと・・・。(記憶違いかな?)


v-22Pumpkin-R  さま

Pumpkinさん、体調崩されていたのですね!?
大丈夫ですか?気候が悪いのでお大事になさって下さいね。

私達からすると安いとしか思えない医療費ですが、この金額を払えるのはデリーでは結構なお金持ちだけみたいで、病院が日本とは比較にならないくらいすいていて、とても驚きました。 
良いことかどうかは疑問ですが、懐具合によってかかる病院が振り分けられる、って言う事でしょうか?

英語の通じない看護婦さんはちょっとコワいですね。
お疲れ様でした。


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