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2006/07/21 (金) 00:36

車を替える時は・・・

インドの人々の豊かさにおける階層はかなりはっきり、しかも細かく分かれているという印象です。
交通手段一つ取ってみても、運転手付きの車、自分で運転する車、バスやオートリキシャなどの公共の乗り物、自家用車としてのバイクや自転車、という風に、人々の階層によって利用するものが分かれているようです。

勿論多少の重複はあるのでしょう。
例えば、我が家のオーナーがドライバー運転の車に乗ったり、自分で運転したり、という事はあっても、バスやバイク、自転車には乗らない、という風に。

我が家のような駐在員とその家族という立場の場合、殆どがドライバーつきの車が唯一の移動手段。
個人旅行で、少しでも現地の人と同じ目線で観たい、という目的ならばいざ知らず、やはりそれなりのリスクを伴うので、安全面その他で日本など先進諸国と大きな差のあるものは自粛するという行動基準が要求されます。(いくら面白そうであっても・・・)
せっかく住んでいるのに、それでは現地の暮らしを体験している事にならないのでは?と思われるかも知れませんが、途上国での駐在生活の場合、それはある程度仕方のないことです。(多分)
なるべく突発的なことに巻き込まれないように、(避けられないものは別として)注意して任期を終える事を(恐らく)最優先に考えなければいけないのでしょう・・・。

などと言いながらもその点さえ割り切って(諦めて?)しまえば、まあこんなものかな、とそのような生活にも慣れてきてしまうものですね。

インドに来て1年半がたち、その間毎日乗っていた車を替えることになりました。我が家の場合、車とドライバーは夫の勤務先が手配してくれる為、私たちはただ「乗る」のみ。

お疲れ様


先日まで乗っていた車。1年半お疲れ様。
黄色いナンバー・プレートはバスや、タクシー、レンタカーなどに使用されるものなのだそうです。
私の乗っていた車は何とレンタカーだったのです・・・。

それを知ったのはインドに来て3日目のこと。
Gurgaon(グルガオン=デリー近郊の近代的な新興都市)に行く事になりドライバーに伝え、向かってもらいました。
その時はそこがデリーではない、という事すら知らず、車中でグルガオンに行く為に必要な「通行料」を立て替えて欲しいとドライバーに言われて驚いたのでした。
「通行料って?」「グルガオン=デリー市内じゃないの?」と。

何でも、デリーの黄色ナンバーの車がデリーから出入りする為には料金がかかるのだとか。
一時金として、1,000ルピー、後は1回毎に10ルピー(20ルピーとの説もあり。すみません、はっきりわかりません。いつもドライバー任せなので・・・)。

1,000ルピー(当時のレートで約2,500円)と言えば、こちらの金銭感覚ではかなりの額。
日本から来てわずか数日だった私は、単純に換算した円価の感覚でたいして高いとは思えず、ドライバーの慌て方に戸惑っていたのでした。

デリーから出る為に支払いが必要なことをよく理解できない私に上司と話してくれるように、と電話を繋いでくれました。
もう一度同じ説明を聞いて一応納得、日本の感覚ではきっと数万円にあたるのね・・・などと考えていた私。
つい勘違いして、「1,000(thousand)ルピーですね?」と念を押すべきところ、「10,000(ten thousand)ルピーですね?」とわざわざヘンに言い間違えてしまいました。
電話の向こうでドライバーの上司が電話を取り落としそうに慌てている様子が伝わって来ました。
「マダム、10,000ではなくて、1,000です!」と。近くで電話を聞いていたドライバーも慌てること、慌てること・・・。
思わず笑ってしまいました・・・。ゴメンなさい。

私が500ルピー札2枚で支払った料金、その日の夕方100ルピー札10枚で帰って来ました。100ルピー札の方がより一般的、庶民的、流通量の多いお札なんですね。別に翌日返してくれても良かったんだけど・・・。

タクシー


小型のワゴン・タクシー。確かに黄色のナンバー・プレート。

車とロバ


一般車両は白いナンバー・プレート。

大使館など外国公館の職員の車(外交官ナンバー)はブルーのナンバー・プレート。

なぜ急に車を替えることになったのかは夫の勤務先の事情なのでよくわかりません。
今度の車は白いナンバー・プレートをつけています。
先ごろ発売されたばかりのニューモデル(今度も日本車)らしく、街を走っていると、結構人目を引いているもよう・・・。
乗り降りする時に、市場の顔見知りのおじさんに「マダムの車ですか?いい車ですね~」などと言われたり。(ホントは私の車じゃないんだけど・・・)と思いながら・・・。あんまり目立つのもセキュリティー上どうなの?と思ったり。
そのうち同じ車種が沢山出回って目立たなくなるのも時間の問題と思いますが・・・。

一緒に乗っている子供もさすがに人の視線に気づいて、「なんか皆見てるよね?」と。「別に私たちを見てる訳じゃないと思うけど・・・」と言うと、「何だ~急に有名人になっちゃったのかと思った」とジョーク(よね!?)を飛ばしておりました。そんな急に有名になるわけないよ・・・。

花束


納車の時になぜか一緒に花束が届きました。
会社のスタッフが「おめでとうございます」と玄関まで届けてくれたので、一瞬何が何だかわからず、「何でしょう?」と言いながら、(誕生日じゃないよね?いや、私は7月生まれじゃないし・・・。それに夫の会社から花束届くわけないし・・・)と、頭の中をぐるぐるまわってしまいました。自分の誕生日を忘れるほどボケちゃったかとギクッともしましたが。

「新車のお届けなので。」と言われ、(でも、私の車じゃないのに・・・)と思いながらも花束はありがたく頂戴しておきました。
日本でも納車の時って花束届きます?

私は単に車が替わるのね、位に思っていたのですが(だってしつこいけど私の車じゃないしね)、私のドライバーは結構ハイになっておりました。いつも我が家の門番小屋の辺りにいる人たち(門番やオーナーの使用人)も何だか盛り上がってましたね。

ドライバーから彼らがtreat(お菓子とか何か)を求めていると聞いたときもそれが私の役目とは全くピンと来ずに、「へ~~。」なんてぼうっとしていたら、「Master (ご主人様=ウチの夫のこと)に伺って見て下さい。」などと、要求が。「へ!?」という感じです。

周りに少し聞いてみたところ、新車が来た時の習慣という訳ではないようで迷いましたが、そうたいした金額でもないし(私たちには、です。インドのお菓子詰め合わせで150ルピー=約400円ほど。)断るのもどうかと、結局渡しました。
が、それで良かったのかどうかは正直よくわかりません。我が家がそうしたから、と他の家の使用人たちが皆同じ事を要求し始める可能性が無いとは言えないので。
誰に聞いても一般的といえる習慣以外は各家庭で判断するしかなく、我が家も余りにも度を越えている、とか、それは出来ない、という事ははっきり断るつもりです。

ちゃんとお金を渡してドライバーに頼んだ方がいいのかな?と思っていた交通安全の「お祓い」(ヒンズー教でもそう言うのでしょうか?)は、言わなくてもシートのカバーなどの調達と一緒に済ませてくれたみたいです。

ただ、習慣の違いや使用人との関係で考えなければいけないことが多いのは正直、結構疲れますね・・・。
黄色いナンバー・プレートの車でなくなったからまあいいかな・・・。




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この記事に対するコメント

新車おめでと~ございます~!

車が変わるとそんな行事?もあるんですね。
花束もらえるのはちょっとうれしいけど(笑)。
コートジボアールでは4種類ものナンバープレートがありました。
公務員の公用車、大使館関係、援助関係、一般車です。でもねおっそろしいことに、大使館、援助関係(多分公務員の公用車も)以外は車の輸入関税が200%!!
国産車なんてないわけですから、車は全部輸入。100万円の車でも300万するってことです!
普通関税って、国内の産業を守るためにあると思うのですが、車なんて作ってない(いや作れないし)のに、なぜ200%もの関税になるのか理解できましぇ~ん!
おかげで一般車はボロ車ばっかが走ってました~。
インドは確か国産車ってありました・・よね?

うちは納車の時に花束なかったですよ~、多分うちの商品だからだと思いますが・・・笑
そのかわり運ちゃんが朝、お寺におまいりに行ってからくるので、卍がボンネットに書いてあったり、お参りでもらうお菓子とココナッツはついてきました。運ちゃんがちゃっかり貰って帰ってったけど。オイオイ

>bonbon さま

200%の関税は凄いですね。誰がかうんでしょ?という感じになりますね。

インドは国産車もありますね。財閥のTATA社など。タクシーも国産車アンバサダーです。
が外資の進出も進んでいて、日本はスズキ(最も浸透している)、ホンダ、トヨタ、マツダ、三菱など、あと、韓国の現代や、米国フォード。フィアット、オペルも良く見かてます。
私が来てからのこの1年半でまたグッと新しい車が増えたみたいです。豊かになっているのだか、格差が広がっているだけなのか、よくわかりません。


>ナオミ さま

ウチのもボンネットに赤の卍マーク付きでした。あと、バックミラーに赤Xゴールドの布が結んでありました。よく街でそういう車を見て、派手な飾りだこと、と思ってましたが、お祓いした後だったんですね。やっとわかりました。

ココナッツとお菓子はウチもドライバーが持って帰ったのだと思います、なかったから。

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