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2006/07/19 (水) 02:35

インドの犬 

ラブラドール


ついに我が家に子犬が来ました! かわいいでしょ?

と言っても残念なことに我が家の一員になったわけではなく、私のドライバーのラブラドールが生んだ子犬を連れて来てもらったのです。
犬好きな私のドライバー、家の中でラブラドール・レトリーバーを飼っていて(最初聞いたとき、このヒトもしかして結構なお金持ちなの?と思いました。ホント。)私のラブラドール好きを知ると、「ウチのが今度子犬を産んだら一匹差し上げますから・・・」と。
「帰国する事になったときに困るから」と断ると、「返してくれれば私がちゃんと面倒見ますから no problem (インド人の口癖)」と言ってました。
「そういうモンダイじゃなくって、そう簡単に別れられないから・・・。」と説明して納得してくれたと思っていたのですが・・・。

2ヶ月程前そのドライバーが「ワイフから電話があって子犬が産まれたそうなんです。」と。
そしてその数日後、「ワイフが子犬の中からいいのを1匹選びました。」と言うので、「何の為?」と聞くと、「マダムに差し上げる為ですよ。」と。「え~~!?」ととてもびっくり。
「いや、それはホント嬉しいけど、困るから。」
と慌てていると「勿論無理にとは言いませんから大丈夫です。」と。
ホッとしました。

でもそのうち子犬を見せてね、と言っておいたところ、2ヶ月経った数日前に我が家まで連れて来てくれたのです。

暑さに耐えかねてチョキダール小屋(門番小屋。門の前にあります。)の下にすぐにもぐってしまいます。
この画像だと、キャスターで轢かれてしまいそうに見えますが、隙間に仔犬が入り込んでいるだけです。

水を飲もうとするのに気持ちがはやるのか、器をひっくり返して殆どこぼしてしまいました。観ているだけで可愛くて時間がたつのを忘れてしまいそう。

大型犬は仔犬の時から足が太くて大きいのが特徴ですよね。
動作や態度も鷹揚で小さい事に動じないような所に魅力を感じます。
この仔犬もちょうどそんな感じ。

初めて会った私たちに興奮もしなければ、おびえもしなくて、そのままウチに連れて入っちゃおうかな・・・。なんて思ってしまいました。
「やっぱり可愛いから譲ってくれる?」とドライバーに言えばきっと譲ってくれたのだと思うのですが、様々の事情を考えるとね・・・。

ラブラドール2


仔犬というか赤ちゃん犬なのに、ずっしり。

ラブラドール3


我が家の門番と。
もしこの犬を飼うとしたら、お散歩は彼の役目になる筈・・・。

つかの間の楽しいひと時でした・・・。
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2006/02/10 (金) 23:38

身の回りの犬 vol. II

デリーの街には野良犬が沢山います。
商店街であろうが、住宅地であろうが、うろうろと徘徊していたり、歩道や商店の前で昼寝をしていたり・・・。

日本は今や野犬など目にする事はありませんし、全ての飼い犬に狂犬病の予防接種が義務付けられていることもあり、狂犬病の発生はここ数十年ゼロなのだそうですね。(ネットで調べた所、1970年にネパール帰りの人が帰国後発症した、とありました。)

その点インドは狂犬病に感染している動物(犬に限らず)がまだまだ多く、むやみに動物に近づいて噛まれたりすると危険なのです。
そこで、買い物などで車を降りて街を歩く時には、寝ている犬の尻尾などを踏まない様、また、かわいいからといって庭に遊びに来たリスに手から餌を与えたりしない様にしなければなりません。(と言っても、リスの方で警戒して近づいてきませんが・・)

狂犬病の恐ろしさ(発症すると100%死に至る)を知ってか知らずか、インドの人たちは野良犬をも寛容に受け入れ、共存している様子なのが不思議です。

我が家の近辺は一応、富裕層の住宅地の一つで、野良犬もいれば、住宅の敷地内(多くは室内)で大切に飼われている犬も多いところです。
日本との大きな違いは、以前の記事(コチラです)にも書いたように飼い主との関係が希薄に思われる所です。

散歩や食事などの世話は使用人任せ、飽きたら他の犬とチェンジする事も珍しくはないようです。

子犬


子供のお友達の大家さんの犬(黒い方。ラブラドールの子犬。生後5~6ヶ月ほどとか。)と、道端の野良犬の子犬。
小さい方の子犬が、門番に連れられて散歩中のラブラドールにまとわり付いてかわいかったので、写真をとらせてもらいました。(途中でバッテリー切れの為、沢山撮れなかったのが残念。)

ここの家には昨年まで立派なジャーマン・シェパードがいて、同じ門番が散歩させていたのですが、いつの間にかラブラドールの子犬になっていました。

ラブラドール


が、門番が扱い損ねているのを見かねて、私のドライバーが、リードを持ちました。
さすがに扱い慣れています。跳ね回るのをおとなしくさせました。
けれども、犬をかわいがる、というよりは、言う事を聞かせるという感じで、横っ面をびしびしとひっぱたいていました。びっくり。
犬に対する考え方の違いなのでしょうか。
国によっては、「動物虐待」になりそうです。

私のドライバー、Naresh(ナレーシュ)さんは、犬好きで自身でも家で黒のラブラドール・レトリーバーを飼っているのだそうです。
最初聞いた時には、失礼ながら聞き間違いかと思ったのですが、「2歳の黒のラブラドールの雌」と。
「我が家よりよっぽどお金持ちかも~~??」と半分冗談で知り合いマダムに言うと、「え~~? それはないでしょう?」と。

Nareshさんが我が家で働き始めて1年になりますが、最初の頃、車から犬を眺めている私に気づいて、「マダムは犬がお好きなんですね?」としっかり見破られました。
犬好き同士なので、きっとわかったのでしょうね。

そして、「犬を飼う時は是非私に相談して下さい。」と。
先日は、「知人の所にいいパグの子犬がいるんですが、いかがですか?」と。
その時は見送ることにし、
「ホントはラブラドールかゴールデンが飼いたいのよね、だけど、帰国する時に(本帰国の時です)連れて帰りたいから、小さい犬にした方がいいと思うのよ。」と言うと、
「じゃ、今度ウチの犬が子犬を産んだらマダムに差し上げます。帰国の時は返してくれれば、私が面倒を見ます。」と言っていました。

何年か飼って家族同然になった犬とそんなに簡単に別れられませんよね!?
その辺りの感覚はインドと日本ではかなり違うようです。

おばあちゃん犬4


再度登場、我が家のオーナーのおばあちゃん犬。
冬の間、服を着せてもらっているのに、外で震えながら座っていたり、ウチのゴミをあさっていたりしたので、何度か食べ物をあげたところ・・・。
すっかり毛のツヤがよくなり、心なしか太ったようです。

更に、以前は私が家から出かけたり、車で帰ってきても、知らん顔だったのが、最近は尻尾を振りながら駆け寄ってきて、まるで我が家の犬のようになってしまいました・・・。
やっぱり食べ物をくれる人になつくのですね。
そんなつもりはないのですが・・・。

お世辞にもきれいとは言えないので、可哀想ですが、こちらからなでたり、触ったりしないことに決めています。
ここ最近は、帰宅して玄関の鍵を開けている間に、キュンキュン言いながら、前足を私の脚にかけようとするので、「悪いんだけど、その汚い手でさわらないでくれる!?」と日本語で、叱っています。
日本語はわからないものの、叱られていることはわかっている様子。
さらに、このような甘え方は私が一人でいる時だけ、子供と一緒の時は犬がもっと距離を置いているらしいことに気が付きました。

そう言えば、私が子供の頃、知り合いの家にいたジャーマン・シェパードが、母が私を連れていない時の方が擦り寄って甘えてくる、と母から聞かされ、とても残念に思ったことを思い出しました。

犬はどういう時に自分が構ってもらえそうか、わかるのでしょうかね?
当時から私は犬好きで、家ではマヌケな柴犬を飼っていながら、お利口なジャーマン・シェパードにあこがれていたのでした。
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2005/12/27 (火) 21:14

身の回りの犬

要注意! 記事中にお見苦しい画像が含まれています。何か召し上がっている方は後程いらして下さると嬉しいです。


おばあちゃん犬


以前にも登場した、わが家のオーナーのおばあちゃん犬。
朝晩は一桁台まで冷え込むようになったデリー、服を着せてもらったようです。


上階に住むオーナー夫妻は家の中でもう一匹飼っていますが、彼は一日の殆どを室内で過ごす、お坊ちゃま犬。「深窓の令嬢」の男の子バージョンって何て言うのでしょう?そんな言葉自体ないですかね。
そんな彼の姿を目にするのは、テラスから下界(?)を見下ろす姿か、お散歩前後のリードにつながれ、使用人に連れられて、いえ、使用人を従えて?2階から降りて来る姿。


Rusty 2


オーナー夫妻の使用人と。彼が散歩など、世話の担当のよう。
「お座り」をさせて見せてくれました。
後ろの青いベストが庭師。


そこで、私達犬好き親子の「マスコット犬(?)」と言えばもっぱら年がら年中外にいる「おばあちゃん犬」の方。
野良犬と見分けが付かない程の風貌(汚れ加減も)なので、決して手を触れる気にはなりませんが・・・。

それにしても、同じ飼い犬なのに、あまりにも待遇が違うようなのが、気になってはいました。
「おばあちゃん」の方はオーナー夫妻にも、使用人たちにも構われている様子はないのですが、一方の「お坊ちゃま犬」は「箱入り息子(そんな言葉もない?)」そのもの。
オーナーのマダムも「この子はホントにやんちゃで・・・」と目尻を下げっぱなしです。

ここに来た当初、「おばあちゃん犬」の居場所が隣家にもあってしょっちゅう出入りしているのを見て、てっきりお隣の飼い犬が我が家に時々遊びに来ているのだとばかり思っていました。
何を隠そう、我が家の庭の芝生で転げ回るのを見つけて、追い払った事すらあるのです・・・(門番に「この犬お隣のよね?」と聞いた所、「そうです」と答えたので・・・)

何ヶ月たっても誰かに名前を呼ばれている様子がないので、私達は勝手に「おばあちゃん」と日本語で呼んでいますが、それを名前と思ってか、尻尾を振ることも・・・。
 
10月の末にオーナー夫妻にディワリ(ヒンズー教のお祭り)のギフトを届け、お茶をご馳走になった時に、
「御宅のワンちゃん、何ていうお名前ですか?」と聞いてみると、
「ああ、あれはラスティーですわ。」と廊下の向こうにいるお坊ちゃま犬の方を見ながら、奥様。またも目尻が下がって・・・。かわいがっていらっしゃるのがわかります。

「もう一匹のお庭にいる方は・・・?」
と更に聞くと、一瞬の間があって
「ああ、あれね。あれはいつの間にか居ついただけで、名前なんてありませんわ。」と。
「・・・・え? そうなんですか・・・」

インドに来て大抵の事には驚かなくなっている私ですが、これには一緒にいた子供共々とてもびっくり。
でも、それで、全てのナゾが解けた感じも。


Rusty


「お坊ちゃま犬」 Rusty.
この画像だと、鼻デカに写ったラブラドール・レトリーバーにも見えますね。
実際の彼は白にベージュのブチ。雑種?
インドの富裕層のペットと言えば、一目で純血種とわかるものばかりですが、オーナー夫妻はこだわらないのでしょうかね。
それとも、私が知らない犬種なのかな?どなたかご存知でしたら教えて下さい。



おばあちゃん犬3


服はRustyのお下がり?



おばあちゃん犬、朝はお腹をすかせて、メイドが外に出したゴミをあさる事なんてしょっちゅうです・・・。
今日もまた・・・Oh my God!と言う感じ。
ですが、このお掃除の役目は庭師。気の毒です・・・。

おばあちゃん犬2


ここの所朝は寒いので、おばあちゃん犬も気の毒というのもあり、パンやビスケットなどあげてみました。
昨日は満足してゴミあさりをやめたおばあちゃん、今日は再びゴミの方へ・・・お腹がすいているのでしょうね。

この犬が誰かから直接何かもらっている所を見たことはないのですが、ウチのメイドによれば、残り物をもらっているとの事。「何でも食べますよ~。」と。
けれども、奮発したつもりであげたThe Grand(ホテル)のパン(我が家で食べ切れなかったもの)はくんくんと嗅いだだけで素通り。
ビスケットが無くなってから仕方なく、と言うように食べていました・・・。「あれ・・・?」

一度誰かが与えたであろう、残り物の「チャパティー」(小麦粉を捏ねて焼いた薄いパンケーキ状のインド食)を食べている所は見たことがあります。やっぱりここはインド、とそれを見て妙に納得。

ちょっと可哀想な境遇に思える「おばあちゃん犬」ですらよく見ると、街の至る所をうろつく野良犬よりは、肉付きがよく、どこと無くおっとりして見えます。
インドは犬にも幾つかの階層があるかのようです。


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2005/09/18 (日) 19:36

インドのカラス

インドのカラス


飽きもせず今朝も雨。
昼前に雨が上がって、日差しが戻ってくるとともに、蒸し暑くなってきました。
まだエアコンなしでしのげるかな。

庭の木の枝でカラスが鳴いています。
雨が上がったので、歌いたくなったのでしょうか。
インドのカラスは日本のハシブトガラスを二回りほど小さくして、首にグレーのスカーフを巻いたような風貌。
鳴き声はハシブトガラスのような、高らかなよく通る声とは違い、しゃがれ声であたかも魔女の手下か何かのよう。

日本ではカラスによる害が深刻な地域もありましたよね。
日本で住んでいたのがまさにそういう地域で、カラスの害の特集番組でも取り上げられた程。
子供(うちの子ではありませんが)が頭をつつかれたり、糞をかけられたり(これは私も被害に・・・)。
勝ち誇ったような高らかな声を耳にすると、嘲笑されているのか、喧嘩を売られているのか?という気さえしてきます・・・(被害妄想?)

それに引き換え、インドのカラスは日本のカラスのように悪さはしないし、鳴き声も控えめで、好感すら持てるではありませんか!?
ゴミをあさるのはインドのカラスも同じですが、同じくゴミをあさる牛の背に乗っていたりして、どことなくのんびりしているように感じられます。
牛の方も全く意に介していない様子。

もし、インドのカラスが日本に渡って行ったら、日本の都会のカラスのようになってしまうのでしょうかね。

またまた韓国での話。
ソウルでもハシブトガラスを目にする事はなく、韓国語で「カーチ」というところのカササギがカラスの仲間と聞きました。
カーチはインドのカラスよりも更にカラスっぽくなく、黒が基調の中に白と紺色の羽も。
鳴き声はカラスというよりも、「オナガ」に近い感じです。
日本では九州で見られるとのことでした。

韓国の「チルソク(七夕)伝説」では、織姫と彦星はカラスの群れが天の川に架けた橋を渡って会いに行くのです。
カラスの橋なんて渡りたくないわあ・・・(言うまでも無く、ワタクシは織姫などではないけれど・・・)
でもそれを渡らなければ会えないのだからそんな事言ってられないかな。

今日のおばあちゃん犬


今日のおばあちゃん犬(我が家のオーナー夫妻の一応飼い犬)
この夏が越せないのでは、と勝手に思っていた私は、昼寝中にそっと近くにいって、ちゃんと息をしているか恐る恐る確認していました。
今日は涼しいので気持ち良さそうに寝ています。

今日のおばあちゃん犬2


写真を撮っていたら起こしてしまった様子。ゴメン・・・。

今日のおばあちゃん犬3


いつもは庭に出されている彼女専用の水のお皿が見当たらず、地面の蓋の溝に溜まった雨水をおいしそうに飲んでいました・・・。
そんなもの飲まないでよ~
と思いっきり引きましたが、当の犬は勿論、飼い主(オーナー夫妻)も全く気にも留めていない様子。
そういえば、彼女の水のお皿は見たことがありますが、食事用のお皿も食事をもらっているところも一度も見たことがありません。

しばらく前、ウチのメイドがゴミをキッチンの外に出して置いたところ、おばあちゃん犬がいつの間にか、日本から持ち込んだ焼き豚の入っていたパックを引っ張り出してしゃぶっていました。
インドでは豚肉は食べない為、殆ど流通していません。
彼女にとって初めての味だった筈。
気づいたメイドが怒り、私も怒ってやめさせようとしましたが、全く効き目なし。
両前足でしっかりパックを押さえて、こちらをちらりと見るものの、夢中でしゃぶっていました。恍惚の表情・・・。
禁断の味を教えてしまって、オーナー夫妻にお叱りを受けるかも・・・
と、内心ビクビクでしたが、翌日から、私の姿を見ると、犬が何かを期待して擦り寄ってくるようになっただけでした・・・。
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2005/07/15 (金) 01:30

インドの動物

オーナーのおばあちゃん犬



デリーで見る犬には大きく分けて2種類あります。
一つはいわゆる野良犬、首輪なしで道路、歩道、市場、様々なところに当たり前のようにいます。
純血種と思われるような犬は皆無で、色は茶色だったり、白にブチがあったり、黒だったりと多種多様です。

小走りでうろうろしたり、何匹かでじゃれあったり、自由な暮らしをしている様子に、インドに来た当初、日本のペットの犬とは異質なものを感じ、これが本来の犬の姿に近いのかも、と思ったものでした。

人間に飼われたり、毎日えさをもらったりしているわけではないので、人になつく事も、こびる事も、危害を加えられない限り、向かってくる事もなさそうです。
人間と互いに干渉しあうことなく、共存しているように見えます。

車や牛や人が行きかう中での暮らし、分をわきまえている、と言った感じでしょうか。

インドの犬は全部そういう犬なのかなあ、と思い始めた頃、リードに繋がれた、純血種の犬を目にしました。

これがもう一種類のインドの犬、ペットとして飼われている犬です。
貧富の差のとても大きいインド、裕福な人たちも沢山います。
彼らの中には日本や欧米と同じように、ラブラドール・レトリーバー、シェパード、ダルメシアンなどを大事に家の中や、敷地内で飼っている人もいるようです。
朝や夕方、そういう犬達の散歩姿を見かけることがあります。
散歩させているのはたいてい、使用人と思しき人です。
首輪とリードをつけ、肌寒かった1~2月はなぜか、どの犬もお約束のように、タータンチェックの胴衣のようなウェアをまとっていました。

上の写真は我が家のオーナーが飼っている「おばあちゃん犬」です。
彼女はご覧の通り、純血種ではなく、おなかの皮も相当たるんで、首輪がなければ、道にいる野良犬と同じような風貌です。
これは庭に放し飼いにされているのですが、もう一匹白にベージュのブチの、やはり雑種のオスを家の中で飼っています。

オーナー夫妻は犬は純血、とこだわっていないのでしょう。
私の見たところ、これは富裕層には珍しいことのようです。

インドにはまだまだ狂犬病が多く、犬に限らず街にいる動物達は感染している危険性があり、触らない方が賢明、と言うところです。
オーナーのおばあちゃん犬、野良犬のような風貌からか、我が家に来る、知人や、子供の友達に
「狂犬病にかかってない?」と恐れられています。

オーナー夫妻は2,3階に住み、私達一家は1階を借りているのですが、おばあちゃん犬は我が家の玄関前に陣取っている事もしばしばです。
つい最近新しく雇ったチョキダール(門番)はウチの犬と勘違いして、「マダム、この犬は外で飼われているのですか? それとも中ですか?」
と質問して来ました。


おばあちゃん犬


雨が激しかった先日などは、毛色と全く同じ色の我が家前の玄関マットにうずくまっていたので、夜ドアをあけて、外を確認した私は玄関マットが盛り上がっているのかと思い、踏みそうになったほどでした。
直前に気づいて、踏まなかったのは幸いでした。

日常的に街でよく見る動物は、牛と犬ですが、そのほかにもいろいろな動物を見かけます。

猿やリスは野生、野鳥も名前も知らず、聞いた事もないような鳴き声のものが、沢山います。
バード・ウォッチングが趣味、と言う方には、魅力的なところかもしれませんね。

あとは、荷物運びに使われているロバ、インド版リヤカーを引いている馬、婚礼の時に花婿が乗る白馬(!)、貧困層の人が飼っているらしい豚も見かけます。
象やラクダは特殊なもののようですが、たまに道を歩いています。

日本と比べてはるかに少ないのが猫です。
野良猫は犬に比べると圧倒的に少ないですし、猫の鳴き声も殆ど耳にしません。

が、インドに来て2ヶ月後、船便の梱包を解いて、箱を外に出して置いたところ、その中で、野良猫が仔猫を4匹生んでしまいました。

子猫



メイドが報告に来て、見に行ってみると、本当に生まれたての仔猫です。母猫はどこかへ行ってしまったというので、さてどうしましょうということになりました。
敷地はオーナー夫妻のものなので、チョキダール(門番)にオーナーの奥様を呼んで来てもらったのですが、1階に住んでいる人が庭での出来事の権利と責任を負うのだとか、で「私」にきめるように、というのです。

ここに猫がいつくのが嫌なら、使用人に捨ててくるように指示を出して、ということなのですが、「捨ててきて」とはなかなか言えず・・・。
「よそへ捨てたら、生き延びられるのでしょうか?」などと、質問してしまいました。
奥様は、野良猫なんて汚くて、見るのも触るのも嫌という感じで、覗き込んだウチの子供にも「ダメ、ダメ、さわっちゃダメよ~。汚いんだから!!」と必死に言ってくださいました。
が、「とにかく、あなたのお好きなようにね。」と言い残して、家に入ってしまわれました。

私はというと、夫のドライバーや、メイド、門番など、いろいろな人に「ねえ、どうしたらいいと思う?」と聞いたものの、結局暫く様子を見ましょう、運がよければ、仔猫が少し大きくなったら、どこかへ行くでしょうということになりました。

数日後、メイドが、「マダム、母猫が仔猫を一匹ずつつれて塀を乗り越えて行きましたよ」と嬉しそうに報告して来たので、
「いよいよ引越しね!」と喜んでいたところ、
次の日にはまた一匹ずつ連れて戻ってきてしまいました。

困ったわねえといいながらも、仕方ないか、と諦めかけていたころ、何を思ったのか、「おばあちゃん犬」が、箱を外から執拗にがりがりと前足で引っかいて、猫達が大パニックになりました。
私達も仔猫が犬に襲われるところを想像してぞっとし、箱をそうっと犬の届かない場所へ移したのですが、さすがにここは危険、とばかり、親子は引っ越していきました。

その後、たまにあの時の母猫のような三毛猫がウチの庭を通り抜けていくのを見かけるのですが、仔猫の姿は見ていません。
無事に大きくなっているのか、何か災難が降りかかってしまったのかは不明です。












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2005/07/14 (木) 00:04

お牛さま

牛


「インドでは牛が大切にされている」
これは雑学の一つとして、随分前から頭にインプットされていました。
牛はヒンズー教では神様なので、インドでは決して、牛を食べたりはしない、と。
インドに来るに当たって、改めて本を見てみると、ヒンズー教のあまたの神の中でも代表的なシヴァ神の乗っているのが牛の「ナンディン」であること、また、「カーマデーヌ」という牛に宿っている神様がいるらしいことがわかりました。

デリーに来て、車や人など気にすることなくのそのそと歩く牛や、中央分離帯でのんびりと反芻する牛の姿を目の当たりにして、ここはインドなのね、と実感したものでした。

車の中からすれ違う牛に驚いていると、夫の車の運転手さん(ネパール人)に逆に「日本の道には牛が歩いていないんですか?」と質問されて、思わず笑ってしまったのでした。

私のインドの牛に対するイメージは江戸時代の「お犬さま」のように大事にされている「お牛さま」というものでしたが、実際はそれとはかけ離れたものでした。

実際に見たインドの牛たちは、まさに、野放し、野菜を売っている屋台からつまみ食いなどしようものなら、野菜の入っていた汚い麻袋で容赦なく顔面をひっぱたかれるのです。

牛はある時は群れをなし、またある時は1頭で、街を歩き回り、ゴミ置き場で食事をしている光景もよく見かけます。
これはインドの風景であまり見たくないものの、ワースト5には入ります。

牛2



デリーでも首相官邸などのある中心部では牛は殆ど見られませんが、私の住んでいる郊外のほうでは、家を出れば、必ず牛を目にすることになります。
その殆どは近郊の農場から放たれているものらしく、昼間は街中でのんびり過ごすと、夕方にはまた帰って行きます。
たまにはぐれた牛が暗くなってから、ンモ~~と鳴いていることがあります。
そのような飼い主のいる牛たちは腰の辺りに所有者を現す文字が彫り付けられています。


新聞 牛


が、問題になっているのが、野良牛(新聞ではstray cattle = 迷い牛
となっています)。
普段見ていると、牛も車も人も犬もお互いが干渉することなく共存しているように見えるのですが、新聞で牛の絡んだ交通事故の記事を何度か見たことがあります。
牛は体が大きいので、一旦人や車とぶつかれば、人間の方にもかなりのダメージがあるようです。
デリー市は2ヶ月程前に「野良牛追放」宣言し、日本のメディアにもとりあげられていましたね。

本当にデリーの道路から牛はいなくなるのかしら?
と思っていたところ、一時期その数が減ったように思われた牛達はどうやら、また戻ってきている様子です。

昨日の新聞には、暴れる牡牛対策に、スイス製の麻酔銃を一丁33,000ルピーで10丁購入した、とあります。
デモンストレーションを行い、動物園の博士の指導のもと、トレーニングを積むのだそうです。

これで、今度こそ野良牛追放となるのでしょうか。

いつだったか、車の中から牛を見ていた子供と私、
「もし牛にうまれかわるとしたら、インドの牛と、日本の牛とどちらがいいか?」という話になりました。

美味しい牧草をおなかいっぱい毎日食べてのんびり暮らせるけれども、ある日、知らない場所へ連れて行かれて、何がなんだかわからないまま殺されて、食肉にされてしまう日本の牛か、

はたまた、殺される事は決してないけれど、食べるものがなくて、いつもおなかがぺこぺこ、食事は人間の捨てたゴミ、それを食べて病気になっても、おそらく薬はもらえず、放置されて死ぬのをただ待つインドの牛か

どちらがいいでしょうね?
子供は一度はいい生活をして、たとえ殺されても、食べられて人の役に立てる日本の牛がいい、と言いました。

インドの牛たちは日本の牛のような、快適な牛舎と美味しい牧草のある生活が地球のどこかにあるなんて全く知らないでしょう。知らなければ、自分達が不幸だなんて思わないでしょうね。
私だったらどっちがいいかな・・・。




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patjal

  • Author:patjal
  • インド、ニューデリーで3年半暮らし、2008年6月日本に帰国しました。

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