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2006/04/28 (金) 20:08

耳鼻科へ

4月の後半になって、一段と暑さがパワー・アップしたデリー。
体調を崩す人が続出し、ピンチ・ヒッターのメイドが倒れ、私までもとうとうダウン。
日本であれば利く多少の無理や疲れや睡眠不足などにもデリーの暑さは容赦ないのでした。(トシのせいもある?)

子供の送り迎え以外の用事を全てキャンセルして横になっていたら、もともとの低血圧が更に下がって頭痛が。腹痛もするので頭痛薬が飲めず・・・という心身ともに低迷した数日間。
よせばいいのに血圧をはかってみると、普段は最高血圧が100前後はあるのに、80/60まで下がっていました・・・。
あとどれくらいか下がったら死体並み?(いや、それだったら血圧0か?)昏睡?大丈夫か?ワタシ。と思いましたよ、久々に。
これ位迄下がるのは以前にも経験済み。目の前が暗くなったり、視界が狭くなったりしたものですが、慣れなのか今回は頭痛と多少のくらくら感だけ。

腹痛が治まって納豆(日本からの貴重な持込品)から徐々にたんぱく質を取り始めたら、すぐに回復しました。あ~良かった。なるべくなら、インドで(というか外国で)病院には行きたくないものね。

というわけで、今回の不調からは無事脱しました。が、不調繋がりで、インドでの通院体験について。

インドに来てかかった病院は今の所2軒だけ。
1軒目は子供を「腸チフス」の予防接種に連れて行った小児科。
2軒目が私のかかった耳鼻科。

インドでは患者の階層によって、かかる病院が違うようです。
私たち外国人やインドの富裕層と、例えば使用人ではかかる病院自体が違うということのようです。

私たちが病院に行く場合、日本人会発行の手引き、口コミ、勤務先の紹介など何らかの情報を得て行く事になります。
上記の小児科、耳鼻科共に私は周りの日本人からの紹介。

在住日本人の多い国であれば、日本人の、あるいは日本語のわかるお医者さんがいる事と思いますが、インドではそれは望めません。
が、外国人や富裕層のかかるお医者さんは外国で学位をとられている方が多いようで、大抵きれいな英語を話されます。
上記の小児科の先生は米国ハーバードで学位を取られたとか。
耳鼻科の先生は、一体何人?と思う程流暢なアメリカ英語と洗練された欧米人のような物腰でした。

聞いた話によると、アメリカで医師の国家試験の合格者の3割はインド人だとか!?
インドではよりエリートを目指し、ヒンディー語訛りのない、アメリカ英語を身につけさせることに躍起な親が多く、母語の習得がおろそかになる、との懸念もあると聞きます。
確かに以前訪問したインドの富裕層の学校では皆、街で聞かれるヒンディー語訛りではない、英語を話していました。
こういう子達の中から、将来留学して学位を取る人たちが出るのでしょうかね。

私がお会いした2人の先生方はそれぞれ、昼間は総合病院の外来、朝と夕方はご自身のクリニックで診察をされています。さぞやお忙しい毎日でしょうね。
クリニックの方に予約を取って伺いました。

私くらいの英語力だと(ネイティブ・スピーカーとは程遠い)病院にかかるにも「予習」が必要。
病気にまつわる英単語や表現なんて知らないものばかりですから。
くしゃみ、咳くらいは学校で習った覚えがあるのですが、「痰が絡む」なんて聞いたことすらありません。(聞いてもきっとわからなかったけど・・・)
この時のように、「喉がすっきりしない、とか、異物感」位の症状なら、「予習」もそんなに苦ではないですが、日本語ですら話したくない程の重い症状の時はそんな事とても出来そうにありませんね。
こういう時は外国暮らしの辛さを感じるのでしょうね・・・。

耳鼻科


かかった耳鼻科。

診察室は普通のオフィスのようで、ドクターと机を挟んで向かい合い、まず問診。
「熱は?」「関節の痛みは?」「咳は?」など。全部の質問に ”No”だった為、環境の何らかの変化による一種のアレルギーと考えられたようで、
「新しい家具を入れましたか?」とか、「最近香水を変えましたか?」とか、「カーテンを変えましたか?」などの住環境に関する質問が。
今度も全ての質問に ”No”で、ドクターも「おかしいですね、でも何かある筈ですよ。ひとつずつ一緒に探してみましょう」とあくまで優しく。
そして、原因はストレスの事もあると、「夜は良く眠れていますか?」など睡眠に関する質問も。
「ええ」と答えると、主観的過ぎたのか、「ベッドに入って何分位で眠れますか?5分、10分、30分?」と。「2~3分ですね」と言うと、「あれ?」という表情でした・・・。(いけない、また脳天気さを晒してしまっている・・・)

これといった原因が見つからず、最後に「虫除け製品はどうですか?」と。「去年と全く同じもので、去年はこんな症状はありませんでした。」と言うと、「何か他の要因が絡んでいる事も考えられるので、刺激の強い、蚊取り線香は控えてみて。」との指示が出ました。

気になっていた質問、「喉に何か出来ている、という可能性はないですか?例えば、悪性の・・・」と聞いてみると、「まず無いでしょうね」とのこと。「実は親戚に喉に悪性の腫瘍が出来た人がいるので・・・」と言うと、「それが不安だったのですね。遺伝的な要因は殆どありませんから大丈夫です」と説明されました。

薬を少しだけ処方するので、1週間様子を見て、また来てください、という事に。
病院の方で急な手術が入るかもしれないので、前の晩に携帯に連絡して下さいとのこと。
「いつもお忙しいんですね」と言うと、「いつもじゃありませんよ、たまにです」と穏やかに笑っておられましたが、待ったなしの患者や病気に対応しなければならないお医者さんはやはりいろいろな意味でタフなのね、と頭が下がります。

カルテ


カルテは病院で保管せず、患者に渡されます。コピーもなし。原本のみ。
処方箋もカルテに書き込まれ、それを持って薬局に買いに行きます。
次回の診察には自分でカルテを持参。
手前がカルテ。上は領収証。診察費700ルピー(約2000円)っていうのはやはりインドの所得水準を考えればとても高額?

薬


「少し」の感覚は日本とは違うようです。
消炎剤、うがい薬、点鼻薬と3種類。
鼻と喉は繋がっているし、点鼻薬は直接体に入らないので、影響が少ない、と。
日本の耳鼻科にあるような吸入をすると楽になりそう、と期待していたのですが、それはありませんでした。

clinic


実は1回目の診察の時は後の総合病院の予約が詰まっている、とかで、裏口から出入りしました。
が、2回目は玄関から。
待合室を通りました。
子供用のコーナーも。

clinic2


反対側。落ち着いた感じのインテリア。
 
薬


持参したカルテを見ながらのドクターの問診。
「少し良くなりました」と言うと、
「では、前回の調子の悪さを100とすると、今は幾つですか?」
と。
こういう質問は日本ではされた記憶が無いので、答えるまでに少し考えてしまいました。
文化的な背景の違いから、「少し」という曖昧な表現を具体化する為の質問だったのでしょうか?
「75くらいだと思います」というと、
「良くなってきているということですね」とホッとされたよう。
ただ、思った程ではなかったようで、「薬を替えてみましょう。」と。「また来週見せてください」と言われ、「実は明日から2週間日本なんですが・・・」と言うと、「数値(具合の悪さの)が50以下にならなかったら、日本でファイバースコープの検査を受けて下さい。」と。

日本の薬のジェネリック薬を含め、今回はたっぷり出ました。

Doctor


左側がドクター。右側は遊びに来たという、義理のお父さん。(奥さんのお父さんっていう事?)
「写真を撮らせて頂けますか?」と聞くと、
"It's my pleasure. " と。
こんなに丁寧な英語はインドに来て初めて聞きました・・・。

もともと喉が弱い性質の私。おばあさんになったらきっと年がら年中「げほげほ」と咳き込んでいるのね、と思っていましたが、すでにおばあさん!?いや、それは無いと思いたいけど・・・。
結局日本滞在中に症状は無くなり、インドの乾燥と埃、あとはストレス(!?)だったんでしょうか?
それでもせっかくの日本だから、ということで、総合病院でファイバースコープの検査を受けました。結果は「白」で、やれやれ・・・ホッとしました。
そういえば、日本から戻ったらもう一度見せて、とドクターに言われていたのでしたっけ。一度行かなくては。

Dr. Girish Raheja (耳鼻科)
Z-19 Hauz Khas, New Delhi
Tel. 5100-3351 / 5100-3350





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この記事に対するコメント

ずいぶんきちんとしたお医者さまなんですね!私だったらすっかり安心して、どんどん他のお医者様にも行っちゃいます~。
超低血圧、回復されてよかったですね。
日本帰国の疲れとかがたまっていたのかもしれませんね。お仕事も忙しそうでしたし。お大事に!!

きち さま

ありがとうございます!もう大丈夫だと思います。
私が今まで行った2軒のクリニックはとってもきちんとしていました。説明も丁寧でしたし。ドクターはきっちりしているのですが、インドは衛生観念がまだ看護婦さんやスタッフにまで徹底されていない面もあり、病院に行く時はやはりおっかなびっくりです・・・。出来れば行きたくな~い、と言う感じ。

サワディ~カ~
タイも同じです。 衛生観念が徹底してない割には、検査の機械、超最新の機械が入ってたりします。
看護婦さんは病院で着替えないのですよ、家から白衣を着てきます。お仕事をして、そのまま帰ります。
足が遠のきますよね、
私立はホテル並みの病院なのにね、

takoome さま

白衣で通勤っていうのもスゴイですね!
タイの病院も王室御用達の所から、庶民用までランクが分かれたりしていますか?
インドの日本人の間ではタイの病院はシンガポール、日本と並ぶ、「先進国の病院」という位置づけで、年に1度の健診にタイに行く人もいるようですよ。「ホテル並み」の方かな?

インドの耳鼻科

こんにちは
はじめまして。インドの耳鼻科を調べていたらこちらにたどりつきました。
インドにお住まいなのですね!
初めてなのに、相談させていただいてよいでしょうか?

夫婦で年末年始に17日間のインド旅行を計画していました。ところが、私が夏に急性低音障害型感音難聴、という病気になり、今は難聴も治ったのですけど、この病気は、再発の可能性もあり、発症後、できるだけ早く、できれば1週間以内に治療を開始しなければ、難聴が残ってしまう、という特徴があるのです。

インド旅行はまだキャンセルしていないのですが、夫は、インドの諸事情(^^)や、旅行中の再発の対応が難しい、と考えているようで、中止になってしまいそうです。

インドの病院はひとくせありそうですが、
旅行者が受診できて、信頼でき、清潔な耳鼻科をご存知でしたら教えていただけませんか?
外務省の頁の総合病院のHPでは、耳鼻科を見つけることができませんでした。。。

ずうずうしいお願いですみません。
もちろん、こちらの頁で紹介されているクリニックは手帳にメモしました!

また、この病気の再発の誘引は、ストレス、心身の過労、寝不足などがあるのですが、
インドでのストレスって半端じゃないでしょうか???
ちなみに、私はネパールやチベットを旅したことがあります。

ではでは

なな さま

v-22コメントありがとうございました。

返信遅くなりすみません。
実は、2008年6月に帰国し、今年の10月に韓国に再異動しました。

ですので、リアルタイムでのインドの病院事情は分からないのですが・・・
私の分かる範囲で 総合病院のHPアドレスを貼っておきますね。
既に何らかの情報をお持ちかも知れませんが、現在もインド在住の方から何か情報が得られるとよいですね。

MAX (マックス) 
何社かの日本の会社指定になっていました。
日本人がよくかかっていました。
記事にもありますが、子供が指を怪我した時、また予防接種、そして私は関節炎でかかりました。
清潔な総合病院です。
デリーの真ん中あたりと南東(新しくて綺麗)にあります。
http://www.maxindia.com/maxindia_ibusinesses_healthcare_maxmedcentre.htm

Fortis(フォーティス)
新しく近代的です。
帰国する前は子供の学校から近く、学校の指定病院になっていました。
私は狂犬病の予防接種をここで受けました。
http://www.fortishealthcare.com/about_fortis/about_fortis.html

どちらもブログに記事と画像があるかと思います。

医学的なことはわかりませんが、どちらも外国人がかかるのにも問題ないと思います。
ただ、看護師さんで英語の通じない方もいるかと思います。

ネパールやチベットに行かれたことがあるのでしたら、インド旅行もおそらく、それと似たような感じかと思いますがどうでしょうか・・・・。
ななさんがどのようなことにストレスを感じられるかにも寄ってくるかとは思います。
年末年始で、デリーでしたら、暑さによるストレスや疲労、蚊による伝染病の心配はないので、それ以外、たとえば食事や水等でしょうか。

なな さま

すみません、訂正です。

MAX ですが、デリー市内に8か所あるようですね。私たちがかかったのは、HP の Locations の 項の ③ と ⑧です。
⑧は新しく、近代的で、アメリカの映画やドラマに出てくるような感じの所でした。

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